自律神経失調症

このページでは、耳鳴りの原因のひとつである「自律神経失調症」について解説します。

自律神経失調症とは?

耳鳴りの症状が現れた時、まずは耳鼻咽喉科で診断をうけてください。

耳鼻咽喉科領域で病気の原因がみつからなかったとき、医師が次に考えるのが自律神経の失調です。

自律神経とは、交感神経と副交感神経の2つから成り立ち、この2つのバランスが取れていることで私たちの健康は保たれています。

交感神経は「活動や緊張時に働く神経」で、副交感神経は「安静や休息時に働く神経」、この2種類の神経のバランスが崩れると、さまざまな症状(不定愁訴)が起こります。

さまざまな不定愁訴が現れているのにもかかわらず、「臨床検査で器質的病変が認められず、かつ顕著な精神障害のないもの」が「自律神経失調症」であると定義されています。

自律神経失調症の症状

自律神経が失調することで起こる不定愁訴は非常に多彩で、その中のひとつに「耳鳴り」も含まれます。

自律神経失調症の主な症状は、冷え性、心拍数が早くなる、のどが詰る、のどの違和感、軽い嚥下障がい、生理不順、生理痛、不妊症、手足や体のシビレ感、食欲不振、めまい、耳鳴り、微熱などという身体的な症状から、

不安感、恐怖感、集中できない、忘れっぽい、イライラ、不眠症、など精神的な症状まで、非常に幅広く多彩です。しかも個人差があります。

このような症状が時にはひとつが強く現れたり、複数が混在して現れたりします。

体は、つねに活動中のように、異常に緊張した状態にあるのが自律神経失調症です。

自律神経失調症の原因と改善

自律神経失調症は、過度なストレスや更年期などによるホルモンバランスの乱れが引き金になるのではないかと言われています。

自律神経失調症の治療は、多くの場合心療内科や神経科で行われますが、西洋医学での改善が認められない場合は、鍼灸やマッサージ、漢方薬、自律訓練法などが有効な場合もあります。