老人性難聴

年を取ると多くの人が聴覚に変化を感じます。いわゆる耳が遠くなるという症状です。この音が聞こえにくくなるということ以外に、もうひとつ多くの人が経験するのが耳鳴りです。
この加齢による難聴・耳鳴りを「老人性難聴」といいます。

年を取ると、どうしても体の機能は低下します。それは聴覚も同じです。耳が遠くなるというのは、音が徐々に小さくなるというのとは、ちょっと違います。音の音域によって、聞こえづらくなる部分が出てくるのです

聴力の低下は、まずは高音域から始まります。高い音が聞こえにくくなるということです。それが進行すると、次に来るのが会話の音域。この部分の低下がひどくなると、会話にも支障をきたします。
そしてそのあと、さらに低音域へと、聞こえにくい範囲が広がっていくのです。

また、難聴になると、ただ単に音が聞こえにくくなるだけでなく、音は聞こえるけれど、会話している相手が何を言っているかがわからないということも起こりえます。
これは言葉の聞き取り能力の低下といわれる症状で、老人性難聴の特徴でもあります。一般的に、この聞き取り能力の低下は50~60代にかけて現れてくるといわれています

耳鳴りも症状の一つ

「老人性難聴」はただ音が聞こえにくくなるだけではありません。「老人性難聴」による難聴は、初期には自覚がないことも多く、耳鳴りだけが聞こえるというケースもあります
その場合、両耳同時に起こり、「キーン」という高音の耳鳴りがするのが特徴です。

最近、軽く耳鳴りがするようになったなと感じたら、まずは病院で調べて、何らかの対策を取った方がいいかもしれません。症状が軽いうちなら対処の方法もいろいろ考えられるはずです。
悩んでいる方は是非一度医師に相談してください。