突発性難聴

歌手の浜崎あゆみさんが、突発性難聴で片耳の聴覚を失ったという告白をして、一時期話題になったのを覚えている方も多いかと思います。この病気は、その名の通り突然難聴や耳鳴りが起こるのが特徴です。
また、片耳だけに起こるという特性も持っています。最初はなんだか片耳の奥で音がするなあという程度ですが放っておくと慢性化し、気が付いたら症状が進んでおり、完治させるには手遅れという場合も多いようです。

突発性難聴の原因

突発性難聴の原因ははっきりしていません。しかし、現在までに原因として有力視されているものが2説あります。それをご紹介しましょう。

ウィルス感染説

これは、ウイルスによって難聴や耳鳴りが引き起こされるという説。
難聴が発症する前に、感冒(風邪)のような症状を訴える人がたくさんいたり、 突発性難聴にかかる人は一回かぎりで、再発することがほとんどないことから出てきた説です。
またおたふくかぜやはしかなどのウィルス疾患が、突発的な難聴を起こすことなどがあるということも、このウイルス説を裏付ける一因になっています。
しかし、どんなウイルスがどのような影響を及ぼすのかはまだ分かっていません。

内耳循環障害説

内耳の血管の痙攣や塞栓、血栓、出血などによって、血流に障害が起きることで、突発性難聴が起こるという説。
実際、症状緩和の治療に血管拡張剤や抗凝固剤など、血流を良くする薬が難聴によく効くことがあるようです。
しかし、この場合は、再発する場合もあり、再発はほとんどないという突発性難聴の特徴と一致しない面もあります。